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家族が孤独死した場合、清掃や遺品整理はどうすればいいの?

2023.08.07

特殊清掃の流れ

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かつては親子3世代が同居する『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』のような暮らしが一般的でした。
しかし、現在では『クレヨンしんちゃん』の野原家のように、夫婦とその子どもが都市部で暮らし、夫婦の実家は地方にあるということも当たり前ですよね。
ちなみに、『クレヨンしんちゃん』のお父さん・野原ひろしの実家は秋田県にあり、お母さん・みさえの実家は熊本県にあるという設定はご存知でしょうか?
そのため、遠くにある実家の家族が「もし孤独死していたら……」と思うとゾッとしますよね。

今回の記事では「もしも家族が孤独死していた場合にするべきこと」の要点を分かりやすく解説していきます。

孤独死した人の遺品整理は誰がするの?

「家族が孤独死していた」という時点で精神的にショックを受け、何もできなくなるかもしれませんが、各種手続きをしなくてはなりません。

故人の葬儀を執り行ったあと、最初に待ち構えているのは「遺品整理を含めた孤独死現場の清掃作業」です。
では、遺品整理を含めた孤独死現場の清掃作業は誰が行うことになるのでしょうか?
答えは「相続人」、より性格には「法定相続人(民法の相続規定により故人の財産を相続できる権利を持つ人。配偶者と血の繋がりのある人が該当する)」と呼ばれる立場になった人たちです。

一般的に法定相続人になるのは、

・相続順位1位:配偶者や故人の子ども、あるいはそれ以降の世代の人
・相続順位2位:故人の両親やそれ以前の世代の人
・相続順位3位:故人の兄弟姉妹やその子ども

とされています。

つまり、基本的には「孤独死した人の配偶者や子ども」に遺品整理を含めた孤独死現場の清掃作業を行う義務が発生するわけです。

孤独死した人の遺品であり得る状況

孤独死した家族の遺品整理を含めた後片付けをするのは、残された配偶者や子ども世代の義務となります。
しかし、孤独死していた家族の遺体がその場から移動されたとしても、特殊清掃業者による清掃工程を経ないまま素人が遺品整理に取りかかるのは、あまり賢明ではない場合があることは承知しておきましょう。

確かに、「故人が孤独死していたものの、死後2日以内程度で室内に大した汚損も見受けられない状況だった」場合であれば、素人が個人で清掃や遺品整理に乗り出しても大きな問題はないかもしれません。

ですが、「死後発見するまでに時間がかかってしまい、悲惨な状況が発生していた」と仮定した場合は、特殊清掃業者に対応を委ねるべきと言えます。
なぜなら、発見までに時間を要した孤独死現場では、下記のようなリスクが考えられるからです。

発見までに時間を要した孤独死現場で考えられるリスク・遺体の腐敗による死臭の発生とそれによる臭気汚染
・死臭に引き寄せられた害虫などによる細菌やウイルスへの感染の危険性
・遺体からの滲出液による細菌やウイルスへの感染の危険性

死臭は「説明できないほどの強烈な悪臭」です。いくら形見の品とは「うっ……」となってしまう人も多いです。

また新型コロナウイルスの一連の騒動でもあったように、生き物の中には「保菌者(キャリアー:病原菌やウイルスをその身に抱えているが自身は発症せず、他の生き物へと拡散させる可能性のある存在)」となりうるものも多くいます。

特に、死臭に引き寄せられるタイプの不快害虫などは基本的に不衛生な環境に生息している場合が多々あります。
そのため、こうした生き物からの細菌やウイルスへの感染は十分に考えられるでしょう。
また、細菌やウイルスへの感染は人間の体液などからも起こり得ます。

そのため、孤独死現場の状況が悲惨であればあるほど、特殊清掃が必ず必要になってきます。

特殊清掃業者に依頼をおすすめします

特殊清掃業者はそのような悲惨な現場をきれいにするプロです。
特殊清掃業者が扱う機材や薬剤には市販品よりも遥かに強力なものが多く、死臭などの「強烈で落ちにくい汚れ」もほぼ確実にキレイにできる技術や知識も持っています。
また、特殊清掃業者が「遺品整理士」という資格を取得している場合は、特殊清掃だけでなく遺品整理にも対応可能です。

とはいえ、「遺品整理まで込みになった料金プランが設定されている場合」や「特殊清掃と遺品整理が別の料金体系になっている場合」など、業者によって料金設定は様々です。
そのため、料金プランの比較を含めた業者選びをする必要があるわけです。

孤独死の遺品整理を業者に依頼する手順

では、孤独死現場の遺品整理を業者に依頼するにはどのようにすれば良いのでしょうか?
特殊清掃業者に遺品整理まで含めた特殊清掃を依頼する場合の手順は下記のようになります。

遺品整理まで含めた特殊清掃を依頼する場合の手順
1.特殊清掃業社に連絡
※「料金プランに遺品整理がある」など確実に遺品整理まで行ってくれる業者を選んでおく。
2.見積もり
できれば最低でも3社くらいからは見積もりを取る(価格比較や請求額に不釣り合いがないかの確認ができるから)。
実際の現場を確認した上で見積もり額を提示してくれる「訪問見積もり」に対応してくれる業者であればなお良い。
※金額的に不信感を抱いた業者には依頼しないこと!
3.特殊清掃
業者が指定した日に実施
※完了時に依頼主の立ち合いが求められる場合もあるので、そうした点も契約時に確認しておく
4.遺品整理
 現金などの貴重品と処分すべき不要品を選り分ける
 タイミングは業者によって異なる
 Ex.A社:特殊清掃と同時並行で実施
B社: 特殊清掃終了後に実施
 など
 ※「特殊清掃終了後に遺品整理を実施する」タイプの業者であれば、依頼主も遺品整理に携われることも多い。また、「古物商許可」を取得している業者であれば、その業者が取り扱える不要品の買取に応じてもらえる場合もあり、その場合は「買取額分料金が値引きされる」パターンもある。

3と4は実際に施工してもらっている段階なので、依頼する手順として重要になるのは、1と2の段階になります。
きちんとした業者選びができていれば、3や4の段階でトラブルに巻き込まれる可能性は極めて低くできるでしょう。

遺品整理を行う前の注意点

発見までが早かった孤独死や見積もり時に「汚染範囲対象外」とされた場所であれば、「遺族だけで遺品整理をする」という状況も十分に考えられますよね。
では、遺品整理を行う時の注意点としては何があるのでしょうか?

遺品整理を行う前に押さえておきたい注意点には以下のようなものが挙げられます。

遺品整理を行う前に押さえておきたい注意点・必ず警察からの許可が下りたあとに行う
・特殊清掃前に立ち入らない
・防疫対策を忘れない
・死臭や害虫を外に漏らさないように気を付ける
・できれば相続人間での約束事を決めておく

それぞれの理由について簡単に解説しておきますね。

特殊清掃を行うのが「必ず警察からの許可が下りたあと」になるのは、現場を保存しておく必要があるからです。
例え死因が自然死であっても、「自宅で人が亡くなっている」という事態であることから警察は「事件性の有無」を確認するため、現場検証を行います。
そのため仮に「警察の現場検証終了前に特殊清掃を行なってしまう」と、「もしかして死体遺棄の証拠を隠滅させようとしたのでは?」とあらぬ疑いをかけられる恐れがあるからです。
警察のOKが出て、特殊清掃業者を呼べるようになったとしても素人が特殊清掃前に孤独死現場に立ち入るのもやめておいたほうがいいです。迂闊に出入りすることで、死臭や害虫が外に漏れてトラブルに発展する可能性があるからです。

また、遺体の腐敗が進んでいて死臭が漂っているケースでは、同時に遺体からの滲出液で現場が汚染されています。
既にお伝えしているように、人間の体液も病気の感染源となり得ます。
つまり、健康被害を出さないためにも孤独死現場には安易に入らないことが大切です。

加えて、人によっては凄惨な孤独死現場を見てしまうことで心の調子を崩してしまうかもしれません。
心身の健康を守るためにも孤独死現場には特殊清掃が終わってから立ち入るようにしましょう。

また、特殊清掃が行われたとしても、病原となる細菌やウイルスを100%取り切ることはできません。特殊清掃終了後であっても孤独死現場に入る時は、マスクやゴム手袋をして防疫対策をした上で入るようにしましょう。薬品などの拭き残しがあった際の化学やけどを防ぐためにも大切になります。

まとめ

家族が孤独死していた場合は、その対応は相続人、特に配偶者や子ども世代が担うことになります。
孤独死があった場合は警察が事件性がないことを確認する段取りがあるため、特殊清掃を依頼するのは、警察の現場検証が全て終わって許可が出てからにしましょう。

特殊清掃後には遺品整理が待ち構えていますが、その際には下記の注意点を守ってくださいね。
・孤独死現場には特殊清掃が終わってから立ち入る・防疫対策をした上で入る・近隣への配慮を忘れない・遺品整理をする前に「何を手元に残して誰が相続するのか」をできれば決めておく
今回の記事を通して、万が一の時でも慌てて対応しないだけの知識を身に付けていただければ幸いです。

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